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解散のとき
“野狐禅”(やこぜん) っていう2人組のフォークバンド、ご存知でしょうか?。
「ウダウダと中途半端に生きてきたダメな自分に決別して、全力で何かに打ち込んでみたい!!」、そんな気持ちを歌う、泥んこ熱血系バンドなんですけど。
僕的にはもっと売れてもいいはずなのに、もっと知られるべきなのに…と思わずにはいられなかった野狐禅が、結局売れないまま解散しちゃいました。

彼らの 「生きてもねえのに 死んでたまるかっ!!」 という叫びを聞くたびに、自分もこのままじゃダメじゃん!とハッパをかけられた気分になりました。
それも成功した歌手や大物アーティストが歌うのとは違って、僕らと同じ場所から歌ってくれてるような野狐禅だからこそ効き目があったんです。
そんな、人生のお供にしたい野狐禅が半年ほど前に急にいなくなっちゃって。
自分、それなりに焦ってますw。

ほんとに何の前触れもなくポッと辞めちゃったから、初めのうちは解散してたことにも気づかなかったんですよ。
彼らも10年近くやってると、いわゆる “野狐禅らしい” 再起の衝動を歌った曲、…とは違ったタイプの曲も歌いたくなっちゃったんだって。
でも野狐禅を名乗ったまま、作風が変わっていくことを良しとできなくて。
そんで解散。
すごく真面目でぶきっちょでしょ?w。
心境や作風が変わってくのは普通のことだし、べつに問題ないのにね。
乱暴で品のない言葉を多用しながら、あんなに美しい詩を書ける竹原ピストルさんの才能が羨ましかったです。

それにしても僕の好きなバンドマンって、突然辞めてく人たちが多いんだなw。
サザンや絢香さんのように、前もって辞めるお知らせをしてから、順序を踏んで辞めてった大人な人間はあまりいない。
例えば伝説のセックスピストルズの仲間割れ解散劇もそうだし、
近年ではハイロウズね。
「このたびハイロウズは、○月○日をもちまして活動を休止いたしました。」 って…、
いきなり第一報で 「いたしました」 なんて過去形はズルいでしょーよ。
置いてきぼりをくらった気分で、心にポッカリと穴が開きました。

そして何といっても衝撃的な辞めっぷりだったのがゴーイング・ステディ
あの頃人気急上昇中で、今後のツアーも売り切れまくってた彼らなのに、
「スタジオ練習中に大ゲンカをしちゃって…」、解散。

それを当時峯田さんがやってたド深夜のラジオ番組の中でいきなり発表されたもんだから、夜中の3時半に僕もパニクっちゃって!。
それでチケット完売済みのライブも全てオジャンにしてやんの(笑)。 ロックだねぇ。

んで最後に峯田さんから 、「これからは “銀杏BOYZ” っていう名前にして、一人で歌い続けていく」 みたいな決意表明があって。
その後 紆余曲折を経て現在は銀杏BOYZも4人組になったんだけど、もう二度と解散はしないそうです。
前回の “ツアー全日程ドタキャン解散” で、各方面からメタクソに叩かれまくったので(笑)。

…といった感じで、好きなグループが解散するたびにドキリとさせられてきました。
心臓に悪いです。
だからせめて自分がこのブログを辞めるときには、こんなブログでも一応は前もって挨拶しようかなと思いましたね。
「今月いっぱいで終了しま〜す♪」 とかなんとか。
…う〜ん、僕っていう人間はつくづくロックじゃないんだろうなぁ〜。


♪今日のBGM : 鈍色の青春 / 野狐禅

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あの人の、歌も言葉も

今月は序盤から早くも金欠。火の車です。
しずちゃんが出演するコントライブのチケットを買って、
山ちゃんが出演するお芝居のチケットを買って。
また好きなバンドの新譜もいくつか出るし、それを聴くために必要なマイ・コンポが最近ぶっ壊れぎみだったので電気屋で直してもらったし。
そしたら修理費が驚くほど高くて息の根が止まりそうになりました。
でも実のところ お財布に余裕がある状態よりも、なけなしのお金を握り締めてCDやチケットを買ったりする感じ、がとっても気持ち良くて好きなんです。
手に入れたモノのありがたみが違うというか。
もしかしたらあの感じを味わいたくてやたらと浪費しているのかも。

んで先週買ったクロマニヨンズの新譜がこれまた最高だったって話。
なんでヒロトとマーシーはあんなにいつでも最高なんでしょう。
「この人は昔の方が良かったな」 とか 「今が一番カッコいいな」 とかじゃない。
彼らを知った日から今日までずーっと最高なんです。

ではここで展開も速く 『僕の趣味を聞いてくれ』 のコーナーに参ります。
今回は “甲本ヒロトのスクラップ集め”!
とにかくヒロトに憧れ続ける僕としては、彼の歌だけでなく言葉もたくさん集めたい。
だから雑誌のインタビュー記事を見つけては、切り抜いてファイリングしとくのです。
もうファン歴も長いからたっぷりあるよ、スクラップ・ファイル。

で、これの使い道なんですけど、
何かに迷ってるときや テンションを上げたいときなんかに、ヒロトの音楽を聴きながらそのスクラップを眺めます。
ほんで自分もヒロトのように、思うままに楽しく生きる人生を想像してみる。
そしたら自然と 「よし、やれる!」 みたいな気がしてくるんですよね。
「やるんだ!」 みたいな。


その昔、ボブ・ディランがこう歌ってました。
『やらなきゃならないことを やるだけさ
だから上手くできるのさ』


さすがディラン、先生みたい。 これをヒロト風に言い換えるならこんな感じかな?。
『やりたいことを やるだけさ
だから楽しくできるのさ』

単純。それは子供でもみんな知ってる原理だけど、悲しいかな大人になって見失っちゃうと瞬間もあるじゃないですか?。
そんなときにヒロトが思い出させてくれる。
そういう存在ですね、僕にとっての甲本ヒロトは。

ちなみにブルーハーツ時代の彼は、その名も 『スクラップ』 っていう曲の中で、
♪ スクラップにはなりたくない
 スクラップにはされたくない! ♪
と歌っていました。
…なんかごめんちゃいw。


♪今日のBGM : ジャンピン・ジャップ337 / ラウンドアバウト
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こじらせて思春期
“ポスト銀杏BOYZ” との呼び声もある THE 抱きしめるズ のデビュー盤がこのほど発売されました。
売り文句は、 『絵に描いたような「ダメ人間」4人組が放つ、妄想力500%の決して届かぬラブソング!
悶々とした怒りを疾走感あふれる激情型サウンドに乗せ、シャウトしまくる!今に見ていろ!やってやるって!』
だそうです。
確実にモテそうもないへなちょこボイスと、絶対に抱きしめられたくない暑苦しいビジュアル(笑)。
特典で付いてきたライブ映像を見てみれば なるほど、客席は男性ファンでいっぱいだw。 そうだろ、そうこなくっちゃだ。

でも銀杏BOYZにしても抱きしめるズにしても、男子高生的な思春期の世界観を歌ってるんだけど、作曲してる本人達はもうハタチを過ぎた大人なわけじゃないですか?。
だから思春期みたいな気持ちって、一般的に考えられているよも実際はもっと長く続いてるんじゃないかと思うんですよ。
うん、そうであって欲しい。
でなきゃいつまでも心ん中モヤモヤしてる僕はただの病気か!?って、不安になっちゃうから(笑)。

それでもやっぱり辞書なんかを引くと、思春期ってのは 「ふつうは12歳から17歳ごろまでをいう」 と具体的に記されているわけで…。
う〜ん、だからって18歳ぐらいになれば急に晴れるもんでもないですよね?。
急に自分のこと、周りのこと、いろんなことを受け入れられた??。
NO WAY OUT! 出口なんてなかったじゃん。
僕にいたってはむしろ高校を卒業してからの方が混沌は加速していったというのにw。

なのでできれば辞書の方にも、「ふつうは12歳から17歳ごろまでをいう。 …が、しかし、こじらせてしまった場合はその後意外と長引く。」 みたいな一文を付け加えてもらえれば安心できるんだけどな。
それか思い切って 「不治の病」 とか 「無限地獄」 ってのはどう?。
僕のように中高生の自分から抜け出せてないんだけど、幼いと思われるのが恥ずかしいから外ではスカしてる人って、実はいっぱいいるんじゃないかな〜と疑っていますw。

元ジャックスの早川義夫さんが著書の中でこんなことを書いてました。
当時40代だった早川さんも年齢と心のアンバランスさに悩んでたんだけど、結局わかったことは、、
「変わったのは見た目だけで、考え方や感じ方は何一つ変わっていない。成長もなければ退化もない。
常識とか体裁を気にしなければ、心の中は今でも中学生であり18歳でもあるんだ。」
っていうことで。それでいいと思えるようになったそうです。
これ読んだときはなんだか元気が出たし嬉しかったな〜。
人間一匹、そんなに大したもんじゃないのかもね。
僕もとっととフッ切るか開き直るかしちゃいたいです。
…と思いながら、今しばらくはへーづらこいてスカしていくことでしょうw。


♪今日のBGM : 純情パイン / THE 抱きしめるズ
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パンクの魔法
先週はSTANCE PUNKSのライブに参戦してきました!。 今年3度目のスタパン。
ライブといえば、他にもお笑いやお芝居やスポーツ観戦など僕もいろいろと手を出してますけど、バンドのやつを観てるときは特にドキドキドキドキ、「この瞬間さえあれば他には何もいらないや!」 って気分になれるんですよ。
たとえそれ以外の毎日が死んでてもヘーキ。
そうやって日常で溜まりに溜まった負の貯金が一気にチャラになるぐらいの、それどころか逆転してプラスになるぐらいの破壊力がロックのライブにはありますからね。

知ってる?、パンクロックの世界では 「クズ」 とか 「ロクデナシ」 が誉め言葉になるんだよ。
そこでは地位とか名誉とかお金とか、偉い人や立派なことも全然関係ないんだ。
あるのは “今が楽しいかどうか” だけ。 昨日までのことも関係ない。
もし くだらないと思うことがあれば、鼻で笑って蹴っ飛ばしちゃってもいいんだよ。
いったい地球上でどれだけの人がこのパンクロックに救われてきたんだろうね。
「こんな自分でも何かやれるんじゃないか?」、「ちょっとは変われるんじゃないか?」 って思えるよになったんだろうね。
パンクロック以上に優しい音楽を僕は聞いたことがありません。

そんな、自分にとっては無くてはならないものを直で体感できる場所、ライブ。 特にスタパンのはハズレがないので大好きなのですが。
ときどき考えるんですよ、「こういうこと いつまで続くんだろう?」 って。
1つは僕の問題。
スタパンみたいなライブバンドって、バンドとファンが一緒に歳をとっていくタイプじゃなくて、ファン側は世代交代を繰り返して常にフレッシュな状態なんですよ。
10年前も10年後も客席がバリバリの若者たちで埋まるような。
だからある程度大人になったファンは自然とライヴハウスからは卒業していってるんだと思うけど、そんな気がサラサラない僕はどうしたらいいのかってこと(笑)。
この先バリバリのおっさんになっても通い続けたい!。 でももしかしたらそれが恥ずかしく感じたりする日が来るのかな…?。 こわいなぁ。

もう1つはバンドの問題。
今年の1月に観に行ったインストア・ライブで、メンバーが話してた世知辛〜いお話。
「こんな時代だからバンドで飯食ってくのは大変でよォ。去年一年はなんとか生き残れたけど、この先だってCDが売れなきゃ俺たちも解散だし。お前ら応援頼むぜ!!。」
みたいな。
ファンの前でそんな切羽詰まったMCするの!? っていう感じだけどw。
でも実際ここ何年かの間で、スタパンと同世代のバンドがボッコボコ解散してる現実があるから、本当にギリギリなのかもしれない。
よく南キャンが冗談でほのめかす 「解散」 と、売れないバンドが口にする 「解散」 ではリアリティーが違うもんw。

だからもうこうなったら僕とバンド、どっちが先にギブアップするかの勝負だよね。
そう自分に言い聞かせながらいつまでもしぶとく通い続けたいと思います。
どっちも負けるな自分とスタパン!。

あ、ちなみにこの日のライブのオープニングアクトは、いま銀杏BOYZファンの間で物議を醸しまくっている “THE 抱きしめるズ” でした。
↑ 作風やキャラクターが銀杏にそっくり過ぎるだろ!とちまたで話題の新人バンドw。
でも実際に生のパフォーマンスを見たら 銀杏とはまた違う楽しさがあったし、周りの声は気にせず自分らのやりたいようにやっちゃって欲しいですね。
表現活動をする人に対してパクったパクられたの議論はいつだって絶えないけど、
そういうのは本当にキリがないし、もう聞きたくないよ(笑)。


♪今日のBGM : すべての若きクソ野郎 / STANCE PUNKS
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ヘタレ街道一直線
国内版の洋楽CDの歌詞カードって、なんであんなにいい加減なんでしょうね?。
ちゃんとしてるのもあるんだろうけど、ひどいやつは笑っちゃうぐらいメタメタで。
まず聴き書きした英詞が間違えだらけだから、当然その和訳も支離滅裂じゃないですか。
だから本当に好きなバンドの歌詞は、自分で調べて自分で訳すしかないんですよ。英語なんて苦手なのに。
でもその作業は面倒くさい分、普通に歌詞カードを読むだけよりも印象に残るから。
辞書を引きながら 「わぁ、こんなこと歌ってたんだー」 なんて掴めてきたときのゾクゾク感ったらないですね。

そんなゾクゾク感をたっぷり食らわせてくれたバンド、
イギリスはマンチェスター出身の“バズコックス”
両性愛者のボーカリスト、ピート・シェリーが歌う内省的な恋の歌は、
ありったけの挫折感と虚無感でヒネクレちゃった、ヘタレによるヘタレのためのラヴソングなんです。
彼らの代表曲 『エヴァー・フォーレン・イン・ラヴ?』 の中で繰り返されるフレーズ、

Ever fallen in love with someone
You shouldn't've fallen in love with
(誰かに恋したことはあるかい?
好きになってはいけない相手を好きになったことはあるかい?)

なんて、この痛々しい2行だけでも僕みたいなもんは悶死寸前。
とても他人事じゃないんだ。
ときどき僕は、今までの記憶も気持ちも全てリセットできる薬があればいいのに、なんて思うよ。
ときどき僕は、自分のことを誰も知らない土地に行ってゼロから生き直したい、っていう気分になるよ。
片思いっていうのは最初こそ楽しいけど、途中からモヤモヤし過ぎて全然前向きになれないから。
最近はもっぱら “忘れたい忘れたい病” が進行中です。
こうなったらもう、決定的なトドメをもらうために今一度はっきりとアタックしてみようかな?(笑)。

でも若い頃はそうやって絶望感や心の闇全開な曲を書きまくっていたピートも、
ついには精神状態の悪化が原因でバンドを解散させちゃったピートも、
今じゃ普通に女の人と結婚し子供もいて幸せそうらしいんですよ。
やっぱ人間、なるようになるもんなんだなぁ〜とか思えて、ちょっと嬉しい気持ち。
いっそのこと僕も一旦サジを投げちゃって、過ぎるように過ごしてみようかな?。
…なんて、ヘタレててぶきっちょだからできない!w。


♪今日のBGM : EVER FALLEN IN LOVE / BUZZCOCKS
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だってボロだもん
皆さんは 「これはどこからくる涙なんだろう?」 って、よく分からないまま泣いてしまうことってありませんか?。
悲しいわけでもないし、感動とも何か違う。
自分は先日発売されたTHE ピーズのNEWシングル 『'09初夏盤』 を聴いて、がっつりそんな状態に陥ってたんですけど。 ピーズには毎回やられてます。

“THE ピーズ”。
…といっても知らない方も多いと思いますが、
銀杏BOYZの楽曲が報われない思春期の男の子の歌だとすれば、ピーズはもっと大人な、でも成長もできずに本格的にダメ人間になっちゃったあんちゃんの歌、ってところでしょうか。
普通のポップソングなら どん底落ち込み系な曲でも、どこかには 「あきらめるな」 とか、「そのうちなんとかなるさ」、みたいなメッセージが含まれたりするものじゃないですか?。
でもピーズにはそういうのが全くなくて。 ただただダメな自分を歌うだけ。
そこから這い上がろうとか、前を向こう、っていうタイプじゃないんですよね。
むしろ逃げられる場所がまだ残ってるならそっちにフラフラ行っちゃうような感じw。
だもんだから、ピーズのファンっていうのも自然とそういうダメ〜な人間ばっかり集まってくるんだけどw。同じ匂いを嗅ぎつけちゃって。

でも一部のダメダメ層に支持されてるだけじゃヒットには程遠く…。
ときどき考えるんです、
ピーズは歌がネガティブだから売れないのか、売れないからネガティブになっちゃったのか。
初期の頃から比べると、作品を追うごとにドンヨリしていったのは事実。
デビュー当時の彼らには 「オラどうせクズだし、関係ねーよ」 的な、開き直りのやけっぱちパワーがあったんだけど、もはやその意気もなくて。
今は 「ただそっと生き延びる」 ことがテーマになってますもんね。
「生きててもしんどいだけだけど、死ぬのはいつだってできるし、焦らず今日も自分を生き延ばそう」 みたいな感じ?。

ほんでいよいよ、「この最悪の人生を消したい…」 などと歌ってバンド活動を停止させたのが1997年。
音楽の世界から足を洗って真面目に生きようと、ボーカルのはるさんは一般の仕事に就いたんだっけ。
なのに5年足らずで 「サラリーマンやってみて生活が安定するのは分かったけど、毎日つまんねーよ」 とか、分かりきったことを言いながら結局ピーズ再始動(笑)。
この辺のシャキッとできない情けなさというか、人間臭さがいかにもはるさんらしくてたまらないんですよね〜。
当時のインタビューなんか見てても、バンド活動を再開することに対して本人が全然乗り気じゃないw。
嫌だけどやるしかねーもん、みたいな。

だからって もともと売れてなかったバンドが再結成したところで誰の注目を浴びるわけでもなし。ますます活動はぼそぼそとなるばかり…(近年はレコード会社との契約も切れたのかな?)。
それでもたまに自主制作で届けられる新作を聴くと、そこにはいつも通りの、何も変わってないピーズがいて、僕はなんだか分からないけどウルっときちゃうんです。
元気が出るとか勇気が出るっていうんじゃなくて、ただ涙が出る。
だから買う前にレコード店で試聴なんてできないですよね。
いきなり買って家で聴く。
ウルっとくるのは最初の1回だけだから、2周目以降はどんだけリピートしても全然ヘッチャラで。これも不思議といえば不思議です。

ここを読んでくれた人の中にも、
「自分はどうも人類の中で最も底辺にいる人間なんじゃないか?」 という意識が拭えない方、
または巷にゴマンと溢れる素敵な人生応援ソングの類を、素直な気持ちで聴けない方がいましたら、今すぐTHEピーズの世界に飛び込んでみましょう。


♪今日のBGM : 絵描き / THE ピーズ
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好きです!パンク!嘘です!
…というキャッチコピーが素敵すぎる♪♪♪。
観てきました!、『少年メリケンサック』
説明不要かもしれないけど、中年パンクバンドのドタバタコメディー映画ですね。
本当は映画館のサービスデーの日に行こうと思ったんだけど、
サントラ買って毎日聴いてたら我慢できなくなって行っちゃったよ、普通の日に。
そんで超おもしろかった!。

お目当てはもちろん主演でキュートな宮崎あおいさん♪、
…なわけではなく、僕は何と言っても宮藤官九郎監督の作品が大好きで。
…っていうのも大嘘だけど。
でもクドカンさんのキャスティングはもう心憎いばかりですよね。
バンドのボーカル、ジミー役に元ばちかぶりの田口トモロヲさん。
さらにそのジミーの若き日を演じる銀杏BOYZの峯田和伸。
既にこの時点で強烈。 名作になりそうな匂いがプンプンします。

で、田口トモロヲさん。 ご存知ですかねこの人?。
最近の出演作で言うと、『銭ゲバ』 の第一話で、主人公に撲殺されたオッサン(笑)。
そのオッサンが少年メリケンサックでは 「世界人類を撲殺ー!!」 とか叫んでましたけど。
なんつっても出がパンク畑出身のトモロヲさんだから、今回の役どころは久々に本領発揮!?。 くわ〜っ、ゾクゾクしたわ。
僕は後追いで ばちかぶりファンになった世代だから、過去の楽曲をCDで聴くことは出来ても、トモロヲさんが歌ってる姿を見ることは こんな機会がなかったら叶わなかったんです。 だから一番のお目当てはそこですかね。

パンクロッカー時代のトモロヲさんというと、ヒット曲があるわけではないので、大抵はその過激なライブ・パフォーマンスについて語られることが多いんですね。
何かっつーと、「ばちかぶりって、ライブでウンコするバンドだよね?」 とか言われちゃって…w。 違ーう!。そうじゃないのっ。
今日はこの場ではっきりさせておきたいんだけど…、
それをやったのは1回だけ!! マジで。ばちかぶり結成前ね。
そのたった1回の事件に尾ひれ背ひれが付いて、今じゃ伝説の変態バンドですよw。

しかもそれだって、事件に至るまでにはちゃんとした “いきさつ” があって。
いうなれば、表現の自由を守るための崇高なる戦い?。
当時トモロヲさんは、ライブ中に嘔吐するパフォーマンスを見せていたのですが、次に使う予定のライブハウスの人から 「君らのバンドはステージでゲロを吐くらしいけど、ウチではそれやっちゃダメだよ。」 と事前に釘を刺されたそうで。
それは表現の弾圧じゃないか!と頭にきたトモロヲさんは、「分かりました、ゲロは吐きません」 と断っておいての 怒りの脱糞 だったわけです。
しかも真面目なトモロヲさんだから、その行為すら作品として成立させようと思って、本番当日までに リハーサルにリハーサルを重ねたっつうんだから(笑)。
もう、この件についてはフォローしようすればするほど笑けてくるけどw。決して奇人・変人ではありません っていう話。

でもパンクロックなんて日本で市民権を得る日は来ないだろうけど、結構食わず嫌い的に敬遠してる人も多いと思うんですよ。「恐そう」 とか 「うるさそう」 ってイメージで。
だから宮崎あおいさん目当てでもクドカンさん目当てでもいいから、こういう機会をきっかけに少しでも興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいかな。
ただその反面、「こんな音楽誰も聴かないんだろ!?」 っていう、つま弾きにされてる感じがたまらなく愛おしかったりもするんだけどw。

パンクアイコンだったシド・ヴィシャスが急死してから今年でちょうど30年。
30年っていうと…、彼は死ぬ直前に殺人を犯したわけだけど、本当ならそろそろその刑期も終えてシャバに復帰できてたぐらいの時期なのかな?。
シドがいた頃のような熱気やリアリティーはパンクにはもう無いかもしれないけど、
それでも形を変えながらしぶとく生き残ってるよね。
今回の映画の中にも “シド・ヴィシャス” っていうワードが2度出てきたし、パンクが生き延びてる限り その中でのシドも永遠なんだなー、と、フと感慨にふけってしまいました。  
BOYS BE SID VISIOUS! 好きです!パンク!大好きです!。

♪今日のBGM : 未青年 / ばちかぶり

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感動的にバカ
今年最後の音楽ライブ参戦は銀杏とオナマシのクリスマスライブでした。
お笑いのライブのように座ってるだけで思いっきり楽しませてもらえる場所もいいけど、パンクのライブみたいに “客含めてみんなでバカ” っていう空間も大好きです。
このライブに参戦するにあたって一つだけ注意事項があるとすれば、汚れてもいい格好で臨むこと。賢明な人はカッパを着用したりしていましたね。

案の定、始まってしまえば僕らはケーキまみれにラーメンまみれ、糸コンニャクまみれに生肉まみれetc。くっさいくっさい。ステージからいろんなものが飛んできます。
そして銀杏の峯田さんはなぜかロウソクまみれに流血まみれw(←マイクで自分の額をぶん殴ってカチ割っていたww)。
もうここまででも十分にバカ(笑)。
で、銀杏が終わったら今度はオナマシの出番になるんだけど、遅刻魔のオノチンさんがまだ到着していないらしく30分以上待たされることに。
オノチンさんの場合、遅刻で済めばいいけどたまに本当にバックレるときがあるから恐ろしい。

そんでやっとこさ登場したオナマシ。
クリスマス・プレゼントとしてアダルトグッズをばらまくイノマーさんと、ちょっとイジけぎみのオノチンさん。
「どうせみんな銀杏BOYZを観に来たんでしょ?」 だってw。
そりゃあ、8:2ぐらいの割合で銀杏ファンが多かったとは思うけど…(まさか遅刻の原因それ!? 笑)。
でも演奏が始まっちゃえばいつも通りの大暴れで。
最後は2人で裸んなって、ここではとても書けないような最低にロマンチックなパフォーマンスを見せてくれたし、オノチンさんはステージ上でも平気でオシッコしちゃうしw。40過ぎた大人のやることじゃない(笑)。

感動しちゃうなぁ〜こういうの。
「バカ」 とか 「最低」 とか 「下品」 っていうのが誉め言葉になる世界がそこにはあるんです。
学校や親に教わったことだけで世の中の価値観を固めちゃうのはもったいないと思うよ。 …とか、もしキッズがここ読んでたら言ってみたいけど絶対読んでないわ。
でも一流アーティストさんのかっこいいステージもいいかもしんないけど、こういうヒドいものを欲してる人達もいるってことですよ。
聖なる夜にわざわざお金を払ってこれを観に行ってんだもん。こっち側も相当バカだと思うよw。 踊るあほうに見るあほうだわ。
ちなみに今回のチケットは抽選で販売されたんだけど、その競争率がなんと14倍だったそうです。 どんだけだよっ!!(笑)。

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今年も駆け込みます
やーーっったあーーー!!!
銀杏BOYZ と オナマシ のクリスマスイブ・ライブに当選しました。 ウッレしい♪
これは毎年抽選方式でチケットを販売する、結構倍率の高い人気ライブなんです。
去年も一応当たったんだけど、直前に会場で火事が起きて 公演延期になっちゃったもんだから、クリスマスライブとしてはリベンジですね。 もう燃えませんように。

でも本当よかったですよ、イブに予定が入って(笑)。居場所があって。
無きゃすんごいスサむんですから。
一般的にクリスマスと言えば、恋人さん達のための一大イベントみたいになっちゃってるけど、僕だって楽しんでやるっちゅーの。 見てろよ〜。

ここ見てくれてる方には銀杏とオナマシのことを知らない人も多いと思いますが、
とにかく徹底的にモテなくて、ダサくて、ダメダメな青春を送ってる男の子の気持ちを歌うバンドなんですね。
だから余計クリスマスの居場所としてはおあつらえ向き過ぎて泣けてくるんだけど。
恋愛ソングが嫌いな僕でも、あの人たちの曲だけは特別で。キレイゴトは言わずに、とっても生々しくて正直な気がするんです。
歌ってる本人たちは もう30代40代のお兄さん方だけど、僕とかなんかよりもよっぽど純粋で純情なんだろうなと思います。

『Baby Baby
幸せそうな恋人たちを、電動ノコギリでバラバラにしたいよ
Baby Baby
ガールフレンドが欲しいよー』
<銀杏BOYZ/トラッシュ>

あると思います(笑)。
ここら辺の鬱屈した感情まで 包み隠さずに歌ってくれるから好き。
表現が物騒なのは、ロックということで大目に見て下さいw。

『あいつらが簡単に口にする100回の 「愛してる」 よりも
大学ノート50ページにわたってあの娘の名前を書いてた方が
僕にとっては価値があるのさ!
現実なんて知るもんか! 現実なんて知るもんかーー!!』
<銀杏BOYZ/十七歳>

「あいつら」 が指すものはここでもやっぱり幸せそうな恋人たちでしょうね(笑)。
負け惜しみと現実逃避だけは板についちゃってんだから。
そりゃあ やり場のない気持ちはノートにぶつけるしかないって。
僕は誰かの名前を書きまくったことはないけど、授業中に好きな人の横顔をチラ見しながら似顔絵を描いたりはしましたよね。

『告白なんてしないから、
“オイラの好きな人” とだけ呼ばせてくたさい
キミのこと友達に自慢したい それぐらい いいでしょ?』
<オナマシ/キミに決定>

一行目がポイントね。 決して相手に迷惑は掛けません!の精神で。
「間違っても話しかけたりはしないから、どうか授業中に横顔をチラ見することをお許し下さいませ」 とか考えたりね(笑)。
ちなみに山ちゃんのように、フられてもフられてもめげずにアタックできる人っていうのは、同じモテない村の村民の間でも、勇者の部類に入ります。
結果がついてこないだけで、行動力は石田純一さんなんかと変わらないですもんね。すごいや。

『誕生日・クリスマス・お正月・バレンタイン・恋する8月
家族といつも一緒だ、実家ベイベー!
父ちゃん・母ちゃん・弟・妹
5人で祝うハッピーバースデー
ローソク消してもちっとも嬉しくねー!』
<オナマシ/ボクはストーカー>

「これ、まるで僕のことじゃんか」 と、初めて聴いたときにツッコんでしまいましたが。
確かにハッピーバースデーも嫌だけど、さらにキツいのはバレンタインデーね。
学校で1つもチョコを貰えないのは まあいいですよ、それはしょうがない。
ただ、よしゃあいいのに お母さんが気を使ってチョコをくれたりするじゃないですか!?。 あれですよね、男の子がグレ始める原因は。絶対あの瞬間。
“完全にチョコ0個” と “唯一お母さんから1個だけ” だったら、確実に後者の方がヘコむんだから。
ヘタしたらおばあちゃんまでくれちゃったりしてさww。
まさかあの世代にもバレンタインデーの概念があるとは知らなかったよ。

『♪上を向いて歩こう♪ を、下向いて歌う
ドブ&ピース!!』
<銀杏BOYZ/犬人間>

「これ、まるでおしずさんのことじゃんか」 と、初めて聴いたときはツッコんでしまいましたが。(でもしずちゃんのあのドンヨリとした弾き語りは大好き。)
僕の場合は、♪僕らはみんな生きている♪ を、死んだ魚のような目をして口ずさむときがありますけどね。
結局、ウチらの村にはラブ&ピースなんていう幻想はないのでしょうか。
アンチ・愛と平和。 ドブ&ピースとはよく言ったもんだ。

これら以外にも、ほんと全ての曲がいちいち胸に突き刺ささるんですよね。
そしてライブのMCで銀杏の峯田さんがこんなことを言っていました。
「もしあんた達にな、彼女ができたり結婚したりしてな、十分それで幸せだったら銀杏BOYZのライブのチケットなんか破り捨ててくれ。CDもブックオフに売ってくれ。幸せだったら来なくていいから。
でもな、ちょっとでも寂しかったりな、むなしかったりな、毎日モヤモヤして 生きてんだか死んでんだか分かんねえときはな、そんときはいつでも銀杏BOYZのライブに来てくれ。待ってっから。」
って。
優しいんだよ銀杏は。思わず 「一生兄さん方についていきます!」って言いたくなるけど、それはイコール、一生寂しがり宣言になっちゃうから複雑なところですが。
一体僕はいつまで銀杏やオナマシを心のより所にするんだろ?。
勝手に駆け込み寺みたいな扱いにしちゃってるけどさw。 ま、楽しいからいいけど。
今回はうっかりチケット応募の締め切り日に間に合わなくて、一日遅れてハガキを出したにも関わらず、それでも選んでくれたことに感謝します。ありがとうございました。

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ヴィジュアル・ショック
先週のさんまのまんまスペシャルで、X JAPANのYOSHIKIと、しずちゃん・スザンヌさん・しょこたんのエッセンシャル・トリオが少しだけ共演していました。
その日の新聞のテレビ欄を見ると、
「あのヨシキついに胸中激白 & 抱擁しずちゃんに激怒寸前!?
なんて書いてあったので、かなりギョッとしてたんですよ。
カリスマYOSHIKIは僕にとってもカリスマでして…w。
普段僕は音楽の中ではパンクロックをよく聴くのですが、そのくせそんなヘビメタあがりのヴィジュアル系アーティストのファンだなんて言ったら 節操がない奴と思われちゃうかもしれないけど。でもX JAPANだけはパンクに出会う前から、子供の頃から好きだったバンドなので仕方ないんです。

そんでまたXファンの人達っていうのは、とにかくバンドやメンバーに対しての思い入れがめちゃくちゃ強くて、ハンパな愛情や忠誠心じゃないんですね。
それだけに おっかない部分もありましてw。
だからしずちゃんも今日はあんまりムチャしない方がいいよ…っていう気持ちでハラハラしながら見てました。
僕だって、あれがしずちゃんだったからいいものの、もしスザンヌさんやしょこたんがYOSHIKIに気安く触ったとしたらムッとしちゃうかもしれないし(笑)。
一方でしずちゃんも、いつだってああいう傍若無人なキャラを通していくっていうのは結構大変なことだと思いますけど。
以前スマスマに南海が出たとき、周りの観覧席がSMAPファンでびっしり埋まってる状況の中で しずちゃんがキムタクに抱きつきに行ったんですけど、その時なんかも相当怖かったと言ってましたし。

話は戻って、子供の頃からXが好きだった僕ですが、テレビで初めてちゃんとYOSH
IKIを見たときのカルチャーショックといったら とんでもないもんがあったんです。
小学3年生の時かな、ワイドショー番組でYOSHIKIのインタビューが放送されてて。
その時のYOSHIKIは金髪のロン毛に、フルメイクで、ドレスを着て、まるでフランス人形のお姫様みたいな風貌だったんですね。
そんでもってあの切れ長の冷たい目をしてるでしょ? 当時の僕にはゾッとするほど綺麗に見えたんですよ。 「こんな人見たことない!」ってぐらい。 もう、くぎ付けで。

で、YOSHIKIが声を出したときに初めてこの人は男性なんだって気づいて…。
びっくりしましたよ、そん時はまだ “女装” とか “ヴィジュアル系” なんていう文化を知らなかったから。 「なんなのこの人!?」みたいな。
そうやってこっちが混乱してるさなか、画面の中のYOSHIKIはスタジオに用意されたお茶を飲もうとしてて、その口元がドアップで映し出されてたんですね。
んだら、ストローに真っ赤な口紅のあとがばっちりくっついてさ、それを見た小3の僕はむっちゃくちゃドキドキしたんだから。

なんてこったいですよ。
ここまででも十分なカルチャーショックなのに、本当の衝撃はまだありまして。
インタビューは進み、今度はXのライブ映像が流れたんですね。
そしたら今まであんなにおしとやかに喋ってたYOSHIKIが、ステージ上では上半身裸で髪の毛を振り乱しながらものすごい激しくドラムを叩いてるじゃないですか!?。
あげ句の果てにそのドラムセットをガッチャンガッチャンぶっ壊し出してるし(笑)。
「えぇーー!???  どうしちゃったのこの人?!」みたいな。
おのれの目を疑うほど凶暴なわけ。
もう本当にいろいろとワケが分かんないし、その日の夜は夢に出てきたっつーの。

そんなファーストインパクトがべらぼうだったYOSHIKIとの出会いでしたが、さんまのまんまでのYOSHIKIは逆におしずのインパクトに驚いたりしなかったですかね?
アメリカで暮らしているYOSHIKIだからきっとしずちゃんのことなんて知らなかっただろうし、世界にもあんな女の人めったにいないでしょ(笑)。
種類はちがうけど “ヴィジュアル・ショック” っていう意味では南海キャンディーズもなかなかどうして、負けてないと思うんですよね〜w。

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