えーと、
嬉しいことがあったからブログを書いちゃおう。
3月の震災後の日記でふれた、岩手の山ちゃんファンの子のこと。
向こうは地震が直撃した地域だし、彼女の安否も分からずに心配をしてたんだけど、
ついこないだ本人から
「なんとか逃げれたから大丈夫でした」 という連絡をいただきました。
よかったあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜ん!!(泣)。
よかった よかった よかった。
ホッとしたよ。
やっぱね、たくましい人だとは思ってたんだ。
だって山ちゃんへの応援の仕方1つとってもさ、
「私は山ちゃんのファンです、大好きなんです」 なんてことは、普通は恥ずかしいから隠しがちにすることじゃないですか?。
そうやって周りの人たちには内緒にしながら、隠れキリシタン
のごとく、こっそりと応援するのが一般的な山里ファンの姿であって。
それをこの岩手の子は、職場の人にも家族にも、
堂々と自分が山里ファンであることを公言してるっつうんだから。
どんだけ強い精神力の持ち主だよ!?。他にも以前一緒にルミネを観に行ったときの話なんだけど、
その日は南海が登場するやいなや、お客さんからはしずちゃんへの声援のみが飛び交ったんだ。「キャー、しずちゃんカワイイ〜〜♪♪」 っつって。
だから山ちゃんがいじけながら、「誰か僕を目当てに観に来てくれたお客さんはいませんか?」 なんて、客席に訊いてきたの。
そしたら会場中がシラ〜っと静まっちゃった中で、
その子普通にハイって手を挙げたからね。いくらなんでも根性あり過ぎるでしょうよっ。隣にいた僕の方がドキドキしたんだから。
そりゃ地震ぐらいチョチョイと切り抜けられるわけだ。
まあ、とは言えまだまだ生活も大変でしょうが、とりあえずはひと安心いたしました。
連絡ありがとう♪。
そんでね、
大震災のことや、また今週も嘘みたいに強烈な大型台風のてんやわんやがあったりして、いろいろ考えさせられました。
例えば、「毎日の暮らしなんて嫌なことがいっぱいだし、辛いこともいっぱいだし、
上手くいかないことだらけだよな〜」、とか思いながら生きていた自分。
でもそんなちっぽけな憂鬱なんて、被災された方々の苦労や悲しみに比べたら屁でもないじゃんね。
贅沢な悩みもいいとこだよ。
例えば、「彼女が欲しい、才能が欲しい、あの人に会いたい、こんな人になりたい」
などなど、キリがないほど欲ばりで欲しがりだった自分。
極端な話、「ワクワクできることが何もない一日なんて、平凡な毎日なんて、パッとしない人生なんて…、
死んでるのと一緒じゃん!」 ぐらいの考えでした。
でもそうじゃなかったんだな。
僕は今日もちゃんと呼吸をして、心臓を鼓動させて、生きてるんだから。
全然一緒じゃなかったわ。
何もない一日?、平凡な毎日?、
結構なことじゃん。
今日一日なんの災難にも遭わず、無事に過ごせたことをありがたく思いなさいよ。
そんな簡単なことに今ごろ気付いたから。
当り前に向かえられるはずだった平凡な毎日を、突然奪われてしまった人たちがいて。 そんな彼らの姿を見て、やっと今ごろ気付いたから。
そういや昔、三船の娘の旦那こと、虎舞竜さんが、
♪〜 何でもないような事が 幸せだったと思う
何でもない夜の事 二度とは戻れない夜 〜♪
とか歌ってたけど、あれもまさにそういうことだったんですね。
「"何でもないような夜" の、どこが幸せなんだよ?」 とか、ずっと思ってたけどw。
気づくの遅いよっ。
…だがしかーし、
んなこと言ったって今さら欲ばりグセを直す気もサラサラないし。
「あれも欲しい!、これも欲しい!、ついでに平和な毎日も欲しい!」 と、
単に欲しいものが一個増えちゃった感じですね。
要は
大震災を経た結果、より欲ばり度がアップしたっていう、まさかの展開。
ま、のんきに生きられてるうちに、やりたいことはなんでもやっておこうっ☆。
♪今日のBGM : にんげんっていいな / 『まんが日本昔ばなし』 エンディングテーマ
♪〜 くまの子 見ていた かくれんぼ
おしりを 出した子 いっとうしょう
夕やけこやけで またあした またあした
いいな いいな にんげんって いいな
みんなで なかよく ポチャポチャおふろ
あったかい ふとんで 眠るんだろな
ぼくも帰ろ おうちへ帰ろ
でんでん でんぐりかえって バイ バイ バイ 〜♪
最後に、本文と関係ないけどお絵描きのコーナー。
タイトル :
『Rちゃんとおしずさん (すきなもの いっぱい編)』