行ってきました、
ライブ潜在異色。 初日。
といっても行く予定は全然なかったんだけど、前日のスッキリを見てたらそのライブのお知らせをしてて。
あら楽しそう♪、と思い立って急に行っちゃってんだから。
僕も行き当たりばったりだね。
んでこの潜在異色。
お笑いライブとしては大規模な、
観客2千人の前で3時間!。
演目も コントに、漫才に、一人しゃべりに、ゲームにと全部で15、6個やったんじゃないかな。
出演者たちも大いに張り切っちゃって、えらい盛りだくさんなライブでしたよ。
その中で、僕が見た公演の裏テーマは、ズバリ
『因縁と抗争』 ですね。
【因縁と抗争・其の一 山里 vs 鈴木】この因縁は先日の 『ゴッドタン』 から始まったものなんだけど。
そこで拓さんが山ちゃんに対して必要以上にムチャ振りしまくって、どんズベリさせた事件があったんですよ。 まさに地獄のようなスベり方で。
そのときに、赤っ恥をかかされた山ちゃんが、
「忘れるなよ、俺のこの気持ちはこの現場だけで終わらねえからなっ!。
いろんなものを引きずってやるからおぼえとけ!!。」
と、宣戦布告。
かくして山ちゃんがその復讐の場に選んだのが潜在異色だったのです…。
これはライブのオープニング・フリートークでのこと。
山里 「あれ、拓さん緊張してる?」
鈴木 「だって今日お客さんが2千人も入ったんでしょ!?。すごいよね〜。」
山里 「…からの?。」
鈴木 「からの!?。からのってなんだよ(焦)。」
山里 「か・ら・のぉ〜〜??。」
ムチャ振り用語の中でも最も逃げにくいとされている 「からの攻撃」 連発。
いつになくドSな山ちゃんです。
鈴木 「くぅ〜。よし、じゃあ、『2千人』 と掛けまして…。」
観客 「おおーっ!(拓さん突然の “謎かけ” にどよめき)」
山里 「ちょっと待って下さい、まさかあれは有名な “たくっち” じゃない!?(笑)。
もう整ったのかな。」
鈴木 「整いました!。」
観客 「(大拍手)」
鈴木 「 『2千人』 と掛けまして、…えーと、『ミレニアム』 と解きます。」
山里 「ほう、そのこころは?。」
鈴木 「 『何かが、起こるでしょう』。 すずっちです!。」
観客 「‥‥(失笑)」
山里 「…ね、まあ拓さんがよーいドンでいきなりつまずいたわけですけど。」
鈴木 「お前がやらせたんだろーっ!!。」
公演初日のオープニングでいきなり出鼻を挫く、山ちゃん 鬼の逆襲大成功。
“目には目を、ムチャ振りにはムチャ振りを”、といったところでしょうか。
でも山ちゃんって普段はそうやって他人を追い込むタイプじゃないから、
ゴッドタンを見てないお客さんにはこの光景、どう映ったんだろうね(笑)。
【因縁と抗争・其の二 田中 vs 若林】
これはTV版の潜在異色の中で延々と続いてたあの抗争ですよ。
田中さんいわく、
「若林は俺のことを絶対バカにしてる!」 と。
先輩を先輩とも思わぬ若林さんの態度に腹を立てていると。
対する若林さんも 「バカにしてる」 については否定しつつも、売られた喧嘩は買いますよ?のスタンスだから。
かくして、今回田中さんからの強い要望により、
潜在異色の舞台上で決着をつけることになったのです…。
まあ要は
単純に殴り合い蹴り合いよ。先に相手をボコボコした方の勝ちっていう 『スペシャルマッチ』 だとさ。
それもうお笑いでもなんでもないじゃん(笑)。
しかも結果は若林さんの圧勝。
もうなんなんだよ田中さんってw。 あんだけ騒ぎ立てといて。
でもお笑いって難しいな〜と思ったのは、
この日披露するコントや漫才のために、皆ネタ作りに稽古にかなり頑張ったと思うんだ。
だけどいざフタを開けてみりゃあ、一番お客さんが盛り上がったのはこのスペシャルマッチだったからね(笑)。 わーきゃー言っちゃって。
べつにネタでも芸でもないし、稽古もたぶん要らないというのに。
さて今回の僕なりの裏テーマ、因縁と抗争についてですが、
この2組のバトルは今後どうなっていくのでしょうか?。
田中さんは、
「まだ負けてないよ!。明日も絶対やるからおぼえとけよ!。」と、当分この抗争に終止符を打つ気にはなれないようで。
一方、山ちゃん vs 拓さんの方はというと、
見事復讐を果たしたかに見えた山ちゃんでしたが、
その後ちょっとしてからまた、
「おい、ゴッドタンのことは俺忘れてねえからな!」とか吠えてるわけ。
この人も全然気がおさまらないタイプなんだから。
しかしそれに対する拓さんの対応が衝撃的でしたね〜。
鈴木 「ああ、あれは悪かったね(笑)。ゴメンゴメン。」
なんとあっさり謝ったんですよ!。あっけらかんと。
ものごとに執着しない拓さんだから、因縁のつけ合いをするのがめんどくさいんでしょうね(笑)。
謝って済むならいくらでも謝るよペコペコ、みたいな。
きっとゴッドタンの件だって、山ちゃんに言われるまではすっかり忘れてたはずですよ。 そういう顔してたもん。
だからこっちの抗争はたぶんもう続かないね。
相手が悪かった。
いつまでも根に持つ山ちゃんがお子ちゃまに見えちゃいましたw。
その他にもライブでは楽しい場面がいっぱいあったけど、
今後テレビで放送したり、DVDにもなるそうなので、そんなに一生懸命レポしなくてもいいね。
山ちゃん、潜在メンバーの皆さん、お疲れさまでした!。
♪今日のBGM : 悲惨な戦い / なぎら健壱