先週はSTANCE PUNKSのライブに参戦してきました!。 今年3度目のスタパン。
ライブといえば、他にもお笑いやお芝居やスポーツ観戦など僕もいろいろと手を出してますけど、バンドのやつを観てるときは特にドキドキドキドキ、「この瞬間さえあれば他には何もいらないや!」 って気分になれるんですよ。
たとえそれ以外の毎日が死んでてもヘーキ。
そうやって日常で溜まりに溜まった負の貯金が一気にチャラになるぐらいの、それどころか逆転してプラスになるぐらいの破壊力がロックのライブにはありますからね。
知ってる?、パンクロックの世界では 「クズ」 とか 「ロクデナシ」 が誉め言葉になるんだよ。
そこでは地位とか名誉とかお金とか、偉い人や立派なことも全然関係ないんだ。
あるのは “今が楽しいかどうか” だけ。 昨日までのことも関係ない。
もし くだらないと思うことがあれば、鼻で笑って蹴っ飛ばしちゃってもいいんだよ。
いったい地球上でどれだけの人がこのパンクロックに救われてきたんだろうね。
「こんな自分でも何かやれるんじゃないか?」、「ちょっとは変われるんじゃないか?」 って思えるよになったんだろうね。
パンクロック以上に優しい音楽を僕は聞いたことがありません。
そんな、自分にとっては無くてはならないものを直で体感できる場所、ライブ。 特にスタパンのはハズレがないので大好きなのですが。
ときどき考えるんですよ、「こういうこと いつまで続くんだろう?」 って。
1つは僕の問題。
スタパンみたいなライブバンドって、バンドとファンが一緒に歳をとっていくタイプじゃなくて、ファン側は世代交代を繰り返して常にフレッシュな状態なんですよ。
10年前も10年後も客席がバリバリの若者たちで埋まるような。
だからある程度大人になったファンは自然とライヴハウスからは卒業していってるんだと思うけど、そんな気がサラサラない僕はどうしたらいいのかってこと(笑)。
この先バリバリのおっさんになっても通い続けたい!。 でももしかしたらそれが恥ずかしく感じたりする日が来るのかな…?。 こわいなぁ。
もう1つはバンドの問題。
今年の1月に観に行ったインストア・ライブで、メンバーが話してた世知辛〜いお話。
「こんな時代だからバンドで飯食ってくのは大変でよォ。去年一年はなんとか生き残れたけど、この先だってCDが売れなきゃ俺たちも解散だし。お前ら応援頼むぜ!!。」みたいな。
ファンの前でそんな切羽詰まったMCするの!? っていう感じだけどw。
でも実際ここ何年かの間で、スタパンと同世代のバンドがボッコボコ解散してる現実があるから、本当にギリギリなのかもしれない。
よく南キャンが冗談でほのめかす 「解散」 と、売れないバンドが口にする 「解散」 ではリアリティーが違うもんw。
だからもうこうなったら僕とバンド、どっちが先にギブアップするかの勝負だよね。
そう自分に言い聞かせながらいつまでもしぶとく通い続けたいと思います。
どっちも負けるな自分とスタパン!。
あ、ちなみにこの日のライブのオープニングアクトは、いま銀杏BOYZファンの間で物議を醸しまくっている
“THE 抱きしめるズ” でした。
↑ 作風やキャラクターが銀杏にそっくり過ぎるだろ!とちまたで話題の新人バンドw。
でも実際に生のパフォーマンスを見たら 銀杏とはまた違う楽しさがあったし、周りの声は気にせず自分らのやりたいようにやっちゃって欲しいですね。
表現活動をする人に対してパクったパクられたの議論はいつだって絶えないけど、
そういうのは本当にキリがないし、もう聞きたくないよ(笑)。
♪今日のBGM : すべての若きクソ野郎 / STANCE PUNKS