やーーっったあーーー!!!
銀杏BOYZ と オナマシ のクリスマスイブ・ライブに当選しました。 ウッレしい♪
これは毎年抽選方式でチケットを販売する、結構倍率の高い人気ライブなんです。
去年も一応当たったんだけど、直前に会場で火事が起きて 公演延期になっちゃったもんだから、クリスマスライブとしてはリベンジですね。 もう燃えませんように。
でも本当よかったですよ、イブに予定が入って(笑)。居場所があって。
無きゃすんごいスサむんですから。
一般的にクリスマスと言えば、恋人さん達のための一大イベントみたいになっちゃってるけど、僕だって楽しんでやるっちゅーの。 見てろよ〜。
ここ見てくれてる方には銀杏とオナマシのことを知らない人も多いと思いますが、
とにかく徹底的にモテなくて、ダサくて、ダメダメな青春を送ってる男の子の気持ちを歌うバンドなんですね。
だから余計クリスマスの居場所としてはおあつらえ向き過ぎて泣けてくるんだけど。
恋愛ソングが嫌いな僕でも、あの人たちの曲だけは特別で。キレイゴトは言わずに、とっても生々しくて正直な気がするんです。
歌ってる本人たちは もう30代40代のお兄さん方だけど、僕とかなんかよりもよっぽど純粋で純情なんだろうなと思います。
『Baby Baby
幸せそうな恋人たちを、電動ノコギリでバラバラにしたいよ
Baby Baby
ガールフレンドが欲しいよー』
<銀杏BOYZ/トラッシュ>
あると思います(笑)。
ここら辺の鬱屈した感情まで 包み隠さずに歌ってくれるから好き。
表現が物騒なのは、ロックということで大目に見て下さいw。
『あいつらが簡単に口にする100回の 「愛してる」 よりも
大学ノート50ページにわたってあの娘の名前を書いてた方が
僕にとっては価値があるのさ!
現実なんて知るもんか! 現実なんて知るもんかーー!!』
<銀杏BOYZ/十七歳>
「あいつら」 が指すものはここでもやっぱり幸せそうな恋人たちでしょうね(笑)。
負け惜しみと現実逃避だけは板についちゃってんだから。
そりゃあ やり場のない気持ちはノートにぶつけるしかないって。
僕は誰かの名前を書きまくったことはないけど、授業中に好きな人の横顔をチラ見しながら似顔絵を描いたりはしましたよね。
『告白なんてしないから、
“オイラの好きな人” とだけ呼ばせてくたさい
キミのこと友達に自慢したい それぐらい いいでしょ?』
<オナマシ/キミに決定>
一行目がポイントね。 決して相手に迷惑は掛けません!の精神で。
「間違っても話しかけたりはしないから、どうか授業中に横顔をチラ見することをお許し下さいませ」 とか考えたりね(笑)。
ちなみに山ちゃんのように、フられてもフられてもめげずにアタックできる人っていうのは、同じモテない村の村民の間でも、勇者の部類に入ります。
結果がついてこないだけで、行動力は石田純一さんなんかと変わらないですもんね。すごいや。
『誕生日・クリスマス・お正月・バレンタイン・恋する8月
家族といつも一緒だ、実家ベイベー!
父ちゃん・母ちゃん・弟・妹
5人で祝うハッピーバースデー
ローソク消してもちっとも嬉しくねー!』
<オナマシ/ボクはストーカー>
「これ、まるで僕のことじゃんか」 と、初めて聴いたときにツッコんでしまいましたが。
確かにハッピーバースデーも嫌だけど、さらにキツいのはバレンタインデーね。
学校で1つもチョコを貰えないのは まあいいですよ、それはしょうがない。
ただ、
よしゃあいいのに お母さんが気を使ってチョコをくれたりするじゃないですか!?。 あれですよね、男の子がグレ始める原因は。絶対あの瞬間。
“完全にチョコ0個” と “唯一お母さんから1個だけ” だったら、確実に後者の方がヘコむんだから。
ヘタしたら
おばあちゃんまでくれちゃったりしてさww。
まさかあの世代にもバレンタインデーの概念があるとは知らなかったよ。
『♪上を向いて歩こう♪ を、下向いて歌う
ドブ&ピース!!』
<銀杏BOYZ/犬人間>
「これ、まるでおしずさんのことじゃんか」 と、初めて聴いたときはツッコんでしまいましたが。(でもしずちゃんのあのドンヨリとした弾き語りは大好き。)
僕の場合は、♪僕らはみんな生きている♪ を、死んだ魚のような目をして口ずさむときがありますけどね。
結局、ウチらの村にはラブ&ピースなんていう幻想はないのでしょうか。
アンチ・愛と平和。 ドブ&ピースとはよく言ったもんだ。
これら以外にも、ほんと全ての曲がいちいち胸に突き刺ささるんですよね。
そしてライブのMCで銀杏の峯田さんがこんなことを言っていました。
「もしあんた達にな、彼女ができたり結婚したりしてな、十分それで幸せだったら銀杏BOYZのライブのチケットなんか破り捨ててくれ。CDもブックオフに売ってくれ。幸せだったら来なくていいから。
でもな、ちょっとでも寂しかったりな、むなしかったりな、毎日モヤモヤして 生きてんだか死んでんだか分かんねえときはな、そんときはいつでも銀杏BOYZのライブに来てくれ。待ってっから。」 って。
優しいんだよ銀杏は。思わず 「一生兄さん方についていきます!」って言いたくなるけど、それはイコール、一生寂しがり宣言になっちゃうから複雑なところですが。
一体僕はいつまで銀杏やオナマシを心のより所にするんだろ?。
勝手に
駆け込み寺みたいな扱いにしちゃってるけどさw。 ま、楽しいからいいけど。
今回はうっかりチケット応募の締め切り日に間に合わなくて、一日遅れてハガキを出したにも関わらず、それでも選んでくれたことに感謝します。ありがとうございました。