少し話題は古いですが、先週はラジオ業界の大事なレーティング週間でした。
どこの番組も聴取率アップのためにいろいろと楽しい企画を用意していましたが、
もちろん我らが山里ヤンピースも、とびっきり豪華な内容でお送りしたわけで…
題して、『ヤンピース・スペシャル!
KAT-TUN 亀梨和也2時間生ラジオ!!!』
…山ちゃんいなくなっちゃった!!(笑)
せっかくのスペシャルウィークだから、それに相応しいようにメインの山ちゃんを1回お休みにして、普段ミニコーナーを担当している亀梨君にドーンと2時間任せたんですね。 うん、なるほど。
…どんなメインパーソナリティーなんだよ普段(笑)
以前の「タッキーに乱入されたあげく、MCの座を乗っ取られる」 っていうパターンはまだシャレになってましたけど、ハナっから呼ばれないのは切ないよねぇw。
そんなもん、亀梨君が2時間やっちゃったら数字が取れるのはもちろんのこと、絶対ファンの人達から大喜びで「ぜひまたやって下さい!!」メールが殺到するでしょうよ。
まずいってそれ。 ただでさえ4月からニッポン放送では山ちゃんのしゃべれる時間が一段と減ってしまったというのに…。 時効警察のコーナーを返してくれぃ!
そんな、自分の冠番組の中でさえ微妙な扱われ方の山ちゃんですが、なかなかどうして、僕はいい仕事してると思うんですよ。
例えば先々週の 【爆笑テストカーペット!!】 の回。
鳥居さん、髭男爵さん、イケメン狩野さんを呼んでワイワイやってましたけど、あの鳥居みゆきと初対面であそこまで上手にカラむのって容易じゃないじゃないですか。
どこの司会者・インタビュアーも悪戦苦闘してますよね。
こないだの 『誰でもピカソ』 なんて、鳥居さんをトークゲストに迎えた10分弱の間、あの世界のビートたけしが
そっぽ向いてガン無視決め込んでましたからね(笑)
衝撃的でしたよ。 もう、よ〜っっぽど、カラみたくなかったんでしょうねw。
鳥居さんには初めて見たときからいろいろとギョッとさせられてきましたが、ある意味あの光景が一番ギョッとしましたわ。 一体、あの日の殿に何があったんでしょうか?
その鳥居さんですが、最近彼女のインタビュー記事を読んで、にわかに僕の中では好感度アップ中なんです。
記事の中で鳥居さんは、好きなミュージシャンとして INU、スターリン、頭脳警察、岡林信康などの名前を挙げてたんですね。
ここを読んでくれてる人達にはもしかしたら初耳な名前ばかりかもしれませんが、
これがもう、僕の好みとはドンピシャで。
僕は音楽聴くのは大好きだから、一緒にその話題で盛り上がれる友達も欲しいんですよ。でもこの辺の趣味が合う人なんて、中学・高校・大学を通してもついぞ見つけられず。 全くのゼロ。
そりゃそうだ。どう考えたってアングラだし、年代的にも僕らより一世代も二世代も昔の音楽ばっかりですから。
だから身近に同じ趣味の友達がいないのは理解できるんだけど、じゃあ一体、どんな人間がこういう音楽を聴いてんのかな?っていうのは少し気になってて。
そんな中、発見してしまったまさかの鳥居みゆきだったので、ちょっと嬉しかったんです。 あの人とはウマが合うのかも。…いや、やっぱ怖いから合いたくはない。
でもこれ興味深いんですよ。鳥居さんがこの辺の歌い手やバンドの名前を挙げるのって、ある意味そのまんまじゃんっていうとこもあって。
上に列記したメンツって、どの人も過激でレコ倫泣かせで、放送禁止やら発売中止処分の常連さん達ですよね。
鳥居さんも鳥居さんで、存在自体が若干、放送上不適切というか…(笑)。
また彼らから漂う “反権力”とか“反社会” といったカウンター魂みたいなものが、鳥居さんの言うところの “背徳感” に繋がってきたのかな?とか思ったり。考えすぎ?
でもINUとかスターリンがやってたみたいに、音楽と狂気っていうのは結構 相性バッチリだとは思うんですけど、鳥居さんのようにお笑いの中に狂気を持ち込むのって、なかなか難しそうではありますよね。
この先テレビという枠の中で鳥居さんがどうなっていくのかが楽しみです。
上手いこと順応していくのか、馴染めずに結局地下へ帰っていくのか、はたまた…。
本人は一番いい時期が来たらスパッと辞めてやるって言ってますけど。
まあそれは別にいいんだけど、
「だから小島よしおは今年の正月にいなくなるべきだった」とか、他人の辞めどきについてはほっといてあげましょうよw。
オパPさん、現在リアルに路頭に迷っちゃってるから(笑)。
そう言えば「山ちゃんがいい仕事をしてる」っていう、珍しくヨイショ方向の話題に持ってけそうな流れだったのに、途中からそれどっかに飛んでっちゃいましたね。 残念。