「幻のオールナイトRが欲しければ、自作ラジオを送ってこい!」
そんな“俺のオールナイトニッポン!”のコーナーにチャレンジした時のお話です。
皆さんは己でラジオ番組風のテープを作るときの虚しさを想像できるでしょうか?
1人でテープレコーダーに向かって喋り続ける作業は、思ってる以上に寂しいです。
それで、よしゃあいいのに途中で雰囲気出すために曲をかけちゃったりして。
しかもそれ何がひどいって、その曲を僕、
自分で歌いましたからねなぜか(笑)。
もうショボいなんてもんじゃないです!
そんな感じで作ったテープ(計3本)の内容を今日は振り返りたいと思ったのですが、
よく考えたら1本目はちょっとヤバめの内容だったので、あんまりここに載せられないんですよww
一応、ある国の人物に僕がなりきってカタコトで喋るんですけど、9割方よろしくない発言のオンパレードというか…。どうヒイキ目に見ても、最低の作品です。
ちなみにその週は幻のオールナイトRのプレゼントは該当者なしでした。
なしっていうか、もっと他の作品も聴いてみたいから引き続き募集しよう、みたいな。
ただ、ひとり面白い人がいて、
「私は口下手なので油絵を送ります。」って言ってテープではなく山ちゃんの絵を送っったRさん、あれ最高でした(笑)。
それを山ちゃんがえらく気に入ってたので、僕が次にとった行動はすごく単純。
翌週に送る2本目の自作テープと一緒に、山ちゃんを描いたイラストを同封させていただきました(笑)。 …なんか、山ちゃんに好かれたくて必死?
2本目の作品は、イタコさん(霊媒師)がDJを務める「イタコのオールナイト」っていう番組でした。
リスナーのリクエストに応えてばんばん有名人の霊魂を喚んじゃおうっていう、とってもスピリチュアルな番組です。
…というか、要は僕がブルース・リーとかジャイアント馬場のモノマネをしたかっただけですけど(笑) こんな作品は当然のように落選しました。
そして3本目になると、もうややこしい設定を設けるのはやめて、僕が普通のテンションで普通のことを喋るようにしました。だからここに書くほどのことがないです。
結局、喉から手が出るほど欲しかった幻のオールナイトRをもらうことはできませんでした。
幻のオールナイトRのMDは、後に他のコーナーでもプレゼントとして配っていたので、おそらく世の中に20本くらい出回ってるのかな?
僕も後日、親切な南海友達のおかげで念願叶って聴くことができました。(その節は本当にどうもありがとうございました!)
ここで一つ、これから自作テープを録ろうと思ってる人にアドバイスを…。
いざレコーダーに声を吹き込むのは、家族が留守の時や部屋にカギをかけてから、
また、部屋のドアにカギが付いてない場合は家族に「今から30分、絶対に覗くな!」とクギを刺してから始めましょう。はたを織るときの鶴の心境ですね。
そうでないと、とーっても、死ぬほど恥ずかしい目に合いますから(笑)。